直江津集合!2019オールナイト【2/3】川越-高崎-小諸-上田-妙高
ナイトライドはじまる
埼玉県を越えようとした頃にはどっぷりと暗くなり、夜のターンに突入します。
安全な道を選ぶのはもちろん、車に認識してもらえるように明るくして走ります。
気分はブルべライダー
前の話はこちら
20:30 埼玉県本庄市
ガリガリ君工場を通過
夏はいつもお世話になっています~(やっぱソーダ味かな?梨もイイネ)
夜走るとびっくりすることがあって、
グングン進んでいる感覚があるから「30km/hくらい出てるかも!」
と思ってチラリとサイコンを見たら21km/h・・・(え、遅い)なんてことがありました。
景色が見えないからか、昼と感覚がズレるのかな?
私の体感なんてアテにならないといいますか・・・
ナイトライド初心者なので発見が多いです。
県境にある神流川を渡ります。
この橋を渡れば群馬県。
ありがとう埼玉県
群馬県二突入シタ!
23:37 安中のコンビニで休憩
この先にもコンビニはあるけど、あっても1軒だけ。深夜営業しているかわからなかったので、予定より早めですが休むことにしました。
念のため補給食も多めに買っておこう。
店員さんにどこから来たか聞かれて、神奈川からだと答えたらびっくりしていました。
その反応がうれしかったりします。走った甲斐があるよね~
目的地が新潟だと伝えたらさらにびっくりしてくれました。
たくさんの応援ありがとうございます。
すでに130kmほど走っていますが、まだまだ元気な3人。
私の脚はだんだん重くなってきたよ・・・
私のチョイスしたドリンク。当時の心境を表しているよ。
疲労感軽減
この言葉だけで買いました。もちろんがぶ飲み。
この先の行程は横川があって、その先にメインイベントの碓氷峠が待っています。
碓氷峠…深夜の…こわい!!
ひいいいいぃ
直江津集合では毎年深夜の碓氷峠越えをするライダーがいるけど、怖くないのかな・・・一人で走るとかさ、怖すぎるよね。
ひそかにおびえる私とは対照的に、「雨雲消えた、碓氷峠だね~」と大喜びする3人。
もしかして、脚力に比例して幽霊が怖くなくなるのかしら・・・うらやましい。
土曜 0:30 横川のおぎのや
お店は閉まっているので写真だけ撮っておこう。
ライトの光を集めてパシャ!
え、影多くない!? なんてね・・・気のせい・・・ドキドキ
おぎのやを過ぎ、坂本宿を通ぎたら碓氷峠がはじまります。
登る前のやくそく!!!碓氷峠は会話を絶やさず!
(何が出てくるかわからない…)
坂は5%くらいで、14km。
もうね、、真っ暗。
強いライトを持ってないと平衡感覚が狂う。
よっちゃん「あった」
私「なにが?」
マトケンさん「おー、第一段階ね」
私「看板・・・ということは!」
てるみん「めがね橋!!」
1:10 観光名所のめがね橋。
ライトを集結してうっすら見えました。
私「暗すぎてスルーするところだったよ。」
峠まであと9km。進みましょう。
長い坂道の場合、いつもはそれぞれのペースで走ってもらって、頂上で待っていてもらうのだけど、今回は別です。遅い私を置いていかないで・・・今回だけはなにとぞお願いします。ああ、みんな合わせてくれてありがとう、10km/hペースで立ちゴケしないようにね(遅)
あとさ、ねえみんな、約束覚えている?
会話は絶やさず・・・ほら・・でた
道の真ん中に何かいる!!!!
ポゥ・・・
こわいこわいこわいこわいこわい
あっ
キツネ?
近づいても動かないよ!?
こっち見てるよ
(人間たちよ・・・われら一族の願い・・・・託したぞ・・・)
と、ささやいているのかしら。
(食べ物ほしいコン)だったかな。あげることはできないけど。
逃げないから避けて通りました。人に慣れているのかな。
2:10 碓氷峠越え
長野県二突入スル!
オシャレな軽井沢町は寝静まっていました。
3:40 小諸
浅間サンラインのコンビニで休憩
寒いと思ったら15℃でした。
休憩中はカッパを着て少しでも体力を温存しよう。
夜が終わりを告げて太陽が昇りはじめた。
安心したからか、すでに200kmを超えて疲れからか、だんだん眠気が襲い掛かります。
6:50 安全のため、長野市のマックで60分の大休憩。
直江津まで、あと80kmくらい。
続きます。次でラストです。